春日井です。
いきなりなんだよ、ってな記事タイトルですがw、そう言われると読みたくなりますよね?
これはれっきとしたコピーライティングや説得のテクニックなんです。
ブーメランを自分に向けて投げると…!?
人はもともと自分の意志で決定したい性質を持っており、自由を制限されると激しく抵抗し、自由を回復しようとする傾向があります。
このことを心理学では「心理的リアクタンス」と呼ばれています。
親に「勉強しろ」と言われたら絶対しませんよねw。
下手な営業マンほど押し売りをしてお客さんに反発されるというのも、これです。
このように強く説得すると反発(リアクタンス)され、説得する意図とは真逆の意見になってしまうことを「ブーメラン効果」といい、マーケティングやコピーライティングでは、心理的リアクタンスとセットにして使用されています。
営業ではお客さんに反発が起きないようにする。つまりブーメランが帰ってこないようにするのが基本ですが、この向きを逆ににすると、どうなるか?
絶対に読まないでください→じゃ、読んでやろうか
という結果になりますw。
あまり強く説得しようとすると、誰しも本心では自由を願っているので、反発してしまうのです。
とはいえ、これはリアクタンスを逆手に取り、「なんだ?」という好奇心からクリックなり目を向けさせたりすることには成功しますが、それ以降のクロージングまでには効果が及びません。
ブログやメルマガなどで接触する機会を増やしていき、徐々に信頼を獲得してようやく成約に至る、といった過程を踏んでいくのですが、まず何よりも振り向いてくれないことには始まりません。
その最初のきっかけになるテクニックとして、ブーメラン効果を逆手に使うのは有効です。
ちょっとした工夫を追加
実は最初、
この記事は、絶対に読まないでください。
だったんですけど、ちょっと変えて、
絶対に読まないでください。この記事だけは。
と倒置法にしてみました。
そのほうが無駄に印象に残るというか、「この記事だけは」というからには他の記事とは全然違うことが書いてあるのかな? と変に思わせ、さらに気にさせることを狙っています。
倒置法だけでもかなり印象が変わってくるので、良いタイミングで使ってみることをお勧めします。
倒置法が多すぎるとだいぶウザくなるのでお気をつけくださいw。